「今度の連休に旅行に行きたいけど、飛行機代が高くて…」
「マイルを貯めると航空券がタダになるって聞いたことがあるけど、よくわからない」

そんな風に思ったことはありませんか?
実は、マイルを上手に活用すれば、
普通なら数万円かかる航空券を実質無料で手に入れることも可能なんです。
しかも、必ずしも頻繁に飛行機に乗る必要はありません。
でも、
「そもそもマイルって何?」
「どうやって貯めるの?」
という疑問を持っている方も多いはず。
今回はマイル初心者の方に向けてマイレージプログラムの基本的な仕組みから効率的な貯め方まで、
わかりやすく解説していきます。

ぼくは3年前からマイルを活用。
いまでは飛行機はすべてタダで乗っています!!
この記事を読めば、特典航空券を使った無料旅行への第一歩を踏み出せるはずです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
- マイルとは航空会社のポイントシステムのこと
- 初心者にはANAマイルがおすすめ
- 陸マイラーなら飛行機に乗らなくてもクレジットカードで貯められる
- ポイントサイトを使った裏技的な貯め方もある

まかやん
- 東京都出身30代会社員
- 移住に伴いフリーランスへ転身
- 移住に伴うノウハウを発信
- 詳しいプロフィールはこちらへ
- X(旧Twitter) @makayanman
マイルとは何か?
マイルとは、簡単に言うと航空会社が提供するポイントシステムのことです。
楽天ポイントやTポイントと同じように、利用に応じてポイントが貯まり、
それを使ってサービスを受けることができます。
ただし、マイルの場合は主に特典航空券やシートのアップグレードに使えるのが特徴です。

航空会社のポイントだと思ってもらって大丈夫!
マイルとマイレージの違い
「マイル」と「マイレージ」って、よく混同されがちですが、厳密には少し違います。
- マイレージ:航空会社のポイントプログラム全体の名称
- マイル:そのプログラムで貯まるポイントの単位

例えばANAの場合は……
- プログラム名:「ANAマイレージクラブ」
- ポイントの単位:「ANAマイル」
まあ、日常会話では「マイル」も「マイレージ」もほぼ同じ意味で使われているので、
そこまで神経質になる必要はありません。

ぼくも普段は『マイルを貯めてる』言います。
細かいことは気にしなくてOK!
どんな場面で使えるの?
マイルの主な使い道は以下の3つです。
- 特典航空券との交換
- 座席のアップグレード
- その他のサービス

それぞれ簡単に説明しますね。
①特典航空券との交換
航空系マイルは、
飛行機のチケット・特典航空券と交換することができます。
路線・クラス | 必要マイル数 | 現金での航空券価格 | 1マイルの価値 |
---|---|---|---|
国内線エコノミー | 5,000〜12,000マイル | 15,000〜35,000円 | 約2〜3円 |
国内線プレミアムクラス | 8,000〜15,000マイル | 25,000〜50,000円 | 約3〜4円 |
アジア路線エコノミー | 12,000〜17,000マイル | 40,000〜80,000円 | 約3〜5円 |
アジア路線ビジネス | 35,000〜55,000マイル | 150,000〜300,000円 | 約4〜6円 |
ヨーロッパ路線エコノミー | 40,000〜55,000マイル | 80,000〜150,000円 | 約2〜3円 |
ヨーロッパ路線ビジネス | 80,000〜95,000マイル | 400,000〜800,000円 | 約5〜8円 |
特にヨーロッパ路線のビジネスクラスでは、1マイル=5〜8円相当の高い価値になります。
通常50〜80万円するビジネスクラスが、8〜9万マイルで利用できるため、マイルの価値を最も実感できる使い道と言えるでしょう。

最大では1マイルあたり約10円近く!
これが航空系マイルの魅力です。
②座席のアップグレード
次にお得なのが座席のアップグレード。
購入したチケットの席をランクアップさせることができます。
アップグレード内容 | 必要マイル数 | 現金での差額 | 1マイルの価値 |
---|---|---|---|
エコノミー → ビジネス (国内線) | 8,000〜12,000マイル | 15,000〜25,000円 | 約1.5〜2.5円 |
エコノミー → ビジネス (国際線) | 20,000〜40,000マイル | 80,000〜200,000円 | 約4〜5円 |
ビジネス → ファースト (アジア路線) | 40,000〜60,000マイル | 200,000〜350,000円 | 約5〜6円 |
ビジネス → ファースト (ヨーロッパ路線) | 60,000〜80,000マイル | 400,000〜800,000円 | 約7〜10円 |
特にヨーロッパ路線のファーストクラスアップグレードでは、
1マイル=7〜10円相当という驚異的な価値になります!
通常80万円近くするファーストクラスが、8万マイルで利用できるのは本当にお得ですね。

座席のアップグレードでもマイルの価値を引き出すことが可能です
③その他のサービス
マイルは特典航空券交換や座席のアップグレード以外にも、
様々なものへ交換することができます。
- ホテルの宿泊券
- 商品券・ギフト券
- 電子マネーへの交換
- 提携店舗でのお買い物
ですが、これらの交換は1マイル=1〜1.5円程度の価値になることが多く、
特典航空券やアップグレードと比べると価値は下がります。
ただし、マイルの有効期限が迫っている時や、少ないマイル数を有効活用したい時には便利な選択肢です。
特に電子マネーや商品券への交換は手続きが簡単で、日常生活ですぐに使えるメリットがあります。

有効期限が迫っている時の最後の手段として使うのがいいですね
マイルの種類と違い
日本国内では主にANAとJALの2つのマイルが使われていますが、実は外資系航空会社のマイルも注目すべき選択肢があります。
日本国内で主に使われるマイル(ANA、JAL)
日本では主にANAとJAL、2つのマイルが使われています。
ANAマイル(全日空)
- 国内線の路線数が豊富
- 提携クレジットカードが多い
- ポイント交換ルートが充実
JALマイル(日本航空)
- 国際線に強い
- サービス品質が高い
- 上級会員制度が魅力的

各会社の特徴があるので、自身に合うマイルを選択しましょう!
外資系マイル(ユナイテッド航空=UAなど)
実は、外資系航空会社のマイルも要注目なんです。
ユナイテッド航空(UA)マイル
- ANA便も利用可能(スターアライアンス加盟)
- 国内線の必要マイル数が少ない場合がある
- 有効期限がない(活動していれば)

UAマイルの裏技は後ほど少しだけお話しします。
初心者におすすめはANAマイル|理由もあわせて紹介
初心者の方には、断然ANAマイルをおすすめします。
理由1:貯めやすい
- 提携クレジットカードの種類が豊富
- ポイント交換ルートが多い
- 日常の買い物でも貯めやすい
理由2:使いやすい
- 国内線の便数が多い
- 予約が取りやすい
- 必要マイル数が比較的少ない
理由3:情報が豊富
- 攻略法の情報がネット上に多い
- 初心者向けの解説記事が充実
- コミュニティも活発

僕も最初はANAマイルから始めました。
情報が多いのでわからないことがあっても、
すぐに調べられるのが安心ですね。
マイルは合算できる?→できない理由を他ポイントと比較
ここで重要な注意点があります。

異なる航空会社のマイルは合算できません。
例えば、
- ANAマイル 10,000マイル
- JALマイル 8,000マイル
この場合、合計18,000マイルとして使うことはできないんです。
ポイント種類 | 提携先での利用 | 合算・移行 |
---|---|---|
楽天ポイント | 楽天市場、楽天トラベル、楽天モバイルなど | グループ内なら共通で使える |
Vポイント | 三井住友カード、SBI証券など | 提携サービス間で移行可能 |
Pontaポイント | ローソン、auなど | 提携先で共通利用可能 |
マイル | 航空会社ごとに完全に独立 | 基本的に不可 |

だからこそ、最初に「どのマイルを貯めるか」を
しっかり決めることが大切なんです。
マイルを貯める方法の全体像
マイルを貯める方法は大きく4つあります。
飛行機に乗る方法から、普段の生活で貯める方法まで、それぞれの特徴を見ていきましょう。

詳細は別の記事で解説する予定なので、ここでは全体像をつかんでもらえればOKです。
飛行機に乗る(出張族・旅行好き向け)
最もストレートな方法です。

年に数回しか飛行機に乗らない方には、正直あまりおすすめできません。
クレジットカードで貯める(陸マイラーの王道)

これが現在の主流です!
普段の買い物や公共料金の支払いをマイル系クレジットカードに変更するだけで、どんどんマイルが貯まっていきます。
さらに航空系クレジットカードなら、
通常のショッピングでも100円=1マイルの高還元率でポイントが貯まります。
主な方法
- 日常の買い物(100円 = 1マイル程度)
- 公共料金の支払い
- 通信費の支払い
- ガソリン代の支払い

僕も基本的にはこの方法がメインです。
いままで現金で払っていたものをカードに変えるだけなので、生活スタイルを変える必要がないのが魅力ですね。
ポイント交換で貯める(楽天・Vポイントなど)
実は、他のポイントからマイルに交換することも可能です。
主な交換ルート
- 楽天ポイント → ANAマイル
- Vポイント → ANAマイル
- Tポイント → ANAマイル
- Pontaポイント → JALマイル
注意点
- 交換レートが1:1ではない場合が多い
- 交換に時間がかかることがある
- 月間交換上限がある場合がある
実は最強?ポイントサイト経由の裏技も

実は、もっと効率的な方法があるんです…
ポイントサイトを経由してショッピングや各種申し込みをすることで、
大量のポイントを獲得し、それをマイルに交換する方法があります。
具体例
行うこと | 獲得できるポイント数 |
---|---|
航空系カードの申し込み | 数千〜数万ポイント |
保険の見積もり | 数百〜数千ポイント |
ネットショッピング | 購入金額の1〜10% |
この方法を使えば、月に数万マイル貯めることも夢ではありません。
実際に、陸マイラーとして活動している人の多くが、年間10万マイル以上をポイントサイト経由で獲得しています。
よくある誤解と注意点
マイルを貯め始める前に知っておきたい、よくある勘違いと注意すべきポイントがあります。
これを知っておくことで、失敗を避けることができます。
マイルはすぐ使えると思ってない?
実際には、以下の制約があります。
最低交換マイル数
- 国内線:5,000マイル〜
- 国際線:12,000マイル〜
座席の空き状況
- 特典航空券には席数制限がある
- 人気路線は早めの予約が必要
- 繁忙期は取りにくい場合がある

特典航空券は「無料」ですが、空いている席に限られます。
計画的に貯めて、早めに予約するのがコツですね。
有効期限に注意しよう
マイルには有効期限があります。
- ANAマイル:獲得から36ヶ月(3年)
- JALマイル:獲得から36ヶ月(3年)
- ユナイテッド航空マイル:18ヶ月間活動がないと失効(逆に言えば、活動していれば無期限)
せっかく貯めたマイルが無駄にならないよう、定期的にマイル数と有効期限をチェックしましょう。
「飛行機に乗らないとダメ」はもう古い考え方

これは完全に古い考え方です。
現在の陸マイラー事情
- 年間10万マイル以上貯める人の多くは陸マイラー
- 飛行機に一度も乗らずに特典航空券を獲得
- クレジットカードやポイントサイトが主な手段

僕の友人にも、年に1回しか飛行機に乗らないのに年間15万マイル貯めている人がいます。要は「やり方次第」なんです。
まとめ|マイルを知れば、もっとお得に旅ができる!
お疲れさまでした!マイルの基本はつかめましたか?
最初の一歩は「知ること」から
この記事では、マイルの基本的な仕組みについて解説してきました。
今回のポイントをおさらい
- マイルは航空会社のポイントシステム
- 初心者はANAマイルがおすすめ
- 異なる航空会社のマイルは合算できない
- 飛行機に乗らなくても貯められる
- 有効期限に注意が必要
少し複雑に感じたかもしれませんが、一度理解してしまえば本当にお得な世界が広がります。
次は「どのカードでどう貯めるか?」をチェック
マイルの基本がわかったところで、次のステップは具体的な貯め方を学ぶことです。
次に読むべき記事

今回の記事でマイレージプログラムの基本が理解できましたか?
次は実際にマイルを貯める方法を学んで、
お得な旅行を実現しましょう!
- マイルは航空会社のマイレージプログラムによるポイントシステム
- 初心者は**ANAマイル**から始めるのがおすすめ
- 異なる航空会社のマイルは合算できない
- **特典航空券**への交換が最もお得な使い道
- 有効期限があるので計画的に貯めることが重要

最後まで読んでくれてありがとう!
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